第2回:環境構築しよう!:Visual Studioをインストールして最初の一歩

C#超入門!チャチャと学ぶ30本の基礎講座

みなさん、こんにちは!営業からエンジニアに転職したC#講師のチャチャです。
「C#を始めたいけど、まず何をどうしたらいいの?」と不安な方、安心してください。
今回は“C#超入門!チャチャと学ぶ30本の基礎講座”シリーズ第2回、
「Visual Studioのインストール方法」を、現場エピソードも交えつつ、
初心者目線でじっくり深掘りしながら解説します!


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Visual Studioって何?

「Visual Studio(ビジュアルスタジオ)」は、C#をはじめとした様々なプログラミング言語を使える“統合開発環境(IDE)”です。
プログラムを書く、動かす、直す、管理する――これらを全部まとめて面倒みてくれる、まさにエンジニアの相棒。
現場でも「Visual Studio使えますか?」は定番の質問。私も毎日お世話になっています。


ステップ1:Visual Studioのダウンロード

  1. 公式サイトにアクセス!
    Visual Studio Community ダウンロードページ へGO!
  2. 「無料ダウンロード」ボタンをクリック
    個人や学習目的なら「Community」版で十分です。
    (会社で使う場合はProfessionalやEnterpriseの場合もあるけど、まずはCommunityでOK!)
  3. ダウンロードが始まるので、しばらく待ちます
    Visual Studioはインストーラー自体は軽いですが、その後に本体や必要な機能をネット経由でダウンロードします。
    ダウンロード速度はネット環境や時間帯によって変わります。
    私も以前、夜にダウンロードしたら「進捗バーがなかなか進まない…」と何度も画面を見つめてしまいました。
    こういうときは、気分転換にストレッチやコーヒータイムを挟むのもおすすめです。
    ちなみに、ダウンロードが途中で止まったり遅かったりしても、焦らずに。パソコンやWi-Fiを一度再起動してみると意外とスムーズに進むこともあります。

ステップ2:インストーラーの実行

  1. ダウンロードしたファイル(VisualStudioSetup.exe)をダブルクリック!
    たいてい「ダウンロード」フォルダに入ってます。
    見つからないときはエクスプローラーで検索してみましょう。
  2. 「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」→「はい」
    いわゆる“管理者権限”が必要です。会社PCだと上司に頼むパターンも多いのでご注意を。
  3. ライセンス条項が出たら「続行」
    難しいことは書いてますが、個人利用なら心配なし。

ステップ3:ワークロードの選択

ワークロードって何?

「ワークロード」とは、やりたい開発ジャンルごとに必要なツール一式をまとめたセットです。
たとえば「Webアプリを作りたい」「デスクトップアプリを作りたい」など、目的別に必要なものを一気にインストールできます。
(カレーセット、ラーメンセット、みたいな感覚!)

チャチャおすすめのワークロード

私の現場では、

  • ASP.NET と Web開発」
  • 「.NETデスクトップ開発」

この2つは必ず入れています。
理由は、Webアプリもデスクトップアプリも両方作ることが多いから。
「どっちかしか入れてない!」と現場で困ることもあるので、最初から両方チェックしておくと安心です。

実は私も最初は「ワークロードの違い、全部は分かってない」まま使ってました(笑)
でも両方入れておけば、現場で「これが必要!」と言われても困りません。

それぞれのワークロードでできること

  • ASP.NET と Web開発
    WebアプリやAPI、クラウド系のサービスをC#で作るための機能が一式そろいます。
    例えば、社内システムのWeb画面や、外部向けのサービス開発など。
  • .NETデスクトップ開発
    Windows用のデスクトップアプリ(ボタンや画面のあるアプリ)を作るためのセットです。
    いわゆる「業務システム」や「ツール系アプリ」などがこれで作れます。

設定方法

  1. インストーラーの「ワークロード」画面で
    • ASP.NET と Web開発」
    • 「.NETデスクトップ開発」
      にチェックを入れる
  2. 右下の「インストール」ボタンを押す
    これで必要なものが全部入ります。
    (インストール中はコーヒーでも飲んで待ちましょう。昔は2時間かかったけど、今はだいぶ早いです)

ステップ4:個別コンポーネントの設定について

個別コンポーネントとは?

ワークロードを選ぶと、自動で「必要なコンポーネント(部品)」も一緒に入ります。
でも「個別コンポーネント」タブで、さらに細かく追加・削除ができます。

現場でよく指定される設定

  • 「.NET Framework 4.6.2 Targeting Pack」にチェックが入っていることを確認
  • Windows SDKs(4.6.2よりも上位の.NET Framework SDK、例:4.8 SDK)もチェック

これって本当に必要?

  • 初心者や個人開発なら、基本はワークロードだけでOK!
  • でも、現場で「このバージョンでビルドして!」と言われることがある
    → その場合は「個別コンポーネント」から該当のTargeting PackやSDKにチェックを入れましょう。

Targeting PackやSDKの意味

  • Targeting Pack特定の.NET Frameworkバージョン向けにアプリを開発できるようにする部品
  • SDK:開発に必要なツール一式(Targeting Packも含む場合あり)

私も「なんでこんなにバージョンいっぱいあるの?」と最初は混乱しました。
古いシステムを保守するときや、現場で「このバージョンで!」と指定されたときに必要になることが多いです。

まとめると…

  • 現場指定がなければ、個別コンポーネントはスルーでOK
  • 必要になったら後から追加できるので、最初は気にしすぎなくて大丈夫!

ステップ5:セットアップ完了!最初の起動と配色テーマの変更

1. Visual Studioを起動

インストールが終わったら「Visual Studio」を起動しましょう。
初回は「Microsoftアカウントでサインイン」画面が出ることもありますが、スキップもできます。

2. 配色テーマの選択・変更方法

Visual Studioはインストール直後に配色テーマを選べますが、後からでも簡単に変更できます。
目に優しい「濃色(ダーク)」テーマがおすすめです。
あと、出来る感を醸し出せますよ!笑

変更手順:

  • 画面上部の「ツール」タブをクリック
  • 「オプション」を選択
  • 左側のメニューから「環境」→「全般」を選ぶ
  • 画面右側の「配色テーマ」から「濃色」を選択
  • 「OK」を押して完了!

私も普段は“ダーク”派です。長時間作業しても目が疲れにくい気がします。

ちなみに、配色テーマを変えると「開発者っぽい!」とテンションが上がるのは私だけじゃないはず(笑)

3. 新しいプロジェクトの作成

「新しいプロジェクトの作成」画面が出たら、準備完了です!
これでC#の世界への扉が開きました!


チャチャの現場事情:Visual Studioのバージョンについて

ちなみに、私チャチャはいまだにVisual Studio 2019を使っています。
「え、最新じゃないの?」と思った方もいるかもしれませんが、
ぶっちゃけ、現場で“すぐ最新”を使うことってほとんどありません(笑)

なぜかというと、

  • システムやアプリをアップデートするには、そのバージョンでちゃんと動くか検証が必要
  • 検証には時間もお金もかかる
  • お客さんと相談して、アップデートのタイミングを決めることが多い

現場では「みんなが同じバージョンを使っている」ことが大事だったりします。
新しいバージョンにすると、今まで動いていたシステムが動かなくなるリスクもあるので、
「最新にしたい!」と思っても、慎重にタイミングを見てアップデートするのが普通です。

もちろん、自宅で自由に使う分には最新バージョンでも全然OK!
むしろ新しい機能を試すのも楽しいです。
まずは「自分の環境で動かす」ことを楽しんでいきましょう。


【現場あるある】インストールでつまずくポイント

  • ネットが遅い・途中で止まる
    → 焦らず、Wi-Fi環境を見直すか、再起動して再チャレンジ!
  • 会社PCで権限がなくて進まない
    → システム管理者に相談。私も新人時代、3日待たされたことがあります(笑)
  • 「ワークロード」って何?で混乱
    → とりあえず「ASP.NETとWeb開発」と「.NETデスクトップ開発」だけで大丈夫!
  • Targeting PackやSDKのバージョンで怒られる
    → 現場で「ビルドできないぞ!」と言われたら、個別コンポーネントで追加すればOK!

まとめ

  • Visual StudioはC#開発の最強ツール
  • 公式サイトから「Community」版をダウンロード
  • インストーラーで「ASP.NETとWeb開発」「.NETデスクトップ開発」を選ぶのが安心
  • 個別コンポーネントは、現場指定がなければ気にしなくてOK
  • 配色テーマは「ツール」→「オプション」→「全般」から「濃色(ダーク)」に変更できる
  • 現場では最新バージョンをすぐ使うことは少ない。自宅なら最新でもOK!
  • インストールが終われば、いよいよC#の第一歩!

次回は「Hello, World!を書いてみよう」!
いよいよ自分の手でプログラムを書いて動かします。
営業出身の私でもできたから、みなさんなら絶対大丈夫!
一緒に楽しく進んでいきましょう!


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